対象年齢・カリキュラムのレベル

まずは、教室の対象年齢とカリキュラムのレベルを確認します。対象年齢やレベルを間違えると「難しくて授業についていない」「簡単すぎてすぐに飽きる」といった事態を招きかねません。

例えば、「小学生から中学生」などの幅広い年齢を対象範囲としている教室の場合、基礎的なプログラミング知識を学習できるケースが多いです。また「小学四年生対象」「小学六年生対象」といったように学年ごとに細かくわけている場合は、算数や理科などプログラミングと関係する教科と組み合わせて授業を行うことがあります。現在の子供の年齢や、何歳まで習い事を続けるのかも考慮に入れながら対象年齢をチェックしてください。

近年は、小学校に上がっていない幼児を対象としたプログラミング教室も増えています。幼児でも楽しく学べるよう、カリキュラムのレベルや教材を工夫している教室も多いため、早めにプログラミングを習わせたい場合に最適です。

受講できる曜日・頻度

教室の開講日が、受講しやすい曜日であることも大切です。土日のみ授業を行うケースや平日にも対応しているケースなど、教室によって開講日は異なります。送迎の都合や他の習い事との兼ね合いを考慮に入れて選んでください。

また、教室が開かれる頻度も要チェックです。プログラミング教室の場合、月2～4回の頻度で教室を開く場合が多いといわれています。子供に負担がかからない程度の頻度であるか確認しつつ、家族で相談しながら決めるとよいかもしれません。

発生する費用

教室に通い続けるためには、入会費や月謝などが予算の範囲内である必要があります。教室によって差はありますが、一般的なプログラミング教室の入会金は1万～1万5,000円、月謝は月2～3回通って1万～2万円が相場です。

さらに、プログラミングで使用する教材の費用もかかります。ゲーム制作などでパソコンのみを使う教室の場合は2,000円、ロボット制作を含む教室は3～5万円が相場です。入会前にどの程度の費用がかかるのか確認し、予算の見通しを立てておくと心配がなくなります。

全体の雰囲気

優れた指導を行う教室でも、全体の雰囲気が子供に合わなければ通い続けるのは困難です。初対面ですぐに他の子と仲よくなれる子供もいますが、引っ込み思案でなかなか他の子と仲よくなれない子供もいます。そのため、いきなり本格的に教室へ通わせるのではなく、体験コースで教室の雰囲気を確かめておくと安心です。

雰囲気はホームページやSNSの情報だけでは、なかなか把握できるものではありません。実際に授業を体験することで、ある程度掴めるはずです。子供の意見を取り入れながら、楽しんで通える教室を選ぶようにしてください。